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SIMとMAVRIKの全アイアンのロフト角を比較【ゴルファータイプ別のおすすめモデルを徹底解説】

2020年のアイアン市場は、テーラーメイドのSIM、キャロウェイのMAVRIKが新たに誕生し、注目のモデルとなっています。

どちらのシリーズも、複数のモデルがリリースされていて、ゴルファーとしてはより自分にあったモデルと出会いやすい一方で、違いを理解するのに戸惑う面もあるようです。

そこで、本記事ではSIM、MAVRIKのアイアンについて、スペックの数値データを比較してみます。

目次

SIMは2種、MAVRIKは3種のアイアンがある

テーラーメイドのSIMシリーズのアイアンは、やさしい方のSIM MAX OSアイアンと、相対的にヘッドがややコンパクトなSIM MAXアイアンの2種類です。

一方、キャロウェイのMAVRIKシリーズのアイアンは、ヘッドサイズが大きいMAVRIK MAXアイアン、スタンダードなMAVRIKアイアン、ややヘッドが小ぶりなMAVRIK PROアイアンの3種類です。

ウッドはアベレージ向けとツアープロ向けの両方のモデルがありますが、アイアンに関しては、全てアベレージ~中級者向けのモデルとなります。

と言いますのも、テーラーメイドではPシリーズアイアン、キャロウェイではAPEX、Xシリーズといったツアープロが使うモデルが別シリーズで存在しています。

SIMとMAVRIKアイアンのロフト角比較

番手 4 5 6 7 8 9 PW AW GW SW
SIM MAX OS 17 19 22.5 26 30.5 35.5 41 47 53
MAVRIK 21 24 27 31.5 36 41 46 51 56
SIM MAX 19 21.5 25 28.5 32.5 38 43 49 54
MAVRIK MAX 23 26 30 34 38 43 48 54
MAVRIK PRO 21 23.5 26.5 30.5 34.5 38.5 43

7番アイアンのロフト角を比べて、ロフトが立っている順に並べました。

最近のやさしいアイアンは、ディスタンス系で飛距離重視のモデルが増えていますが、ゴルファーによりアイアンに求める要素は違ってきます。

スペックデータを見ながら各モデルを見比べてみましょう。

飛距離重視なら、SIM MAX OSアイアン

ロフトの立ち具合が際立っているのは、SIM MAX OSアイアンです。7番アイアンで26°ですので、最近のストロングロフトのアイアンの中でも、トップクラスの立ち具合です。

MAVRIKの方は、MAXと名が付くモデルよりも、スタンダードモデルの方がロフトが立っていて、ディスタンス系となっています。

単純にロフト角だけを比べれば、SIM MAX OSアイアンが最もストロングロフトですが、クラブ長さを見ると、SIM MAX OSアイアンは37.25インチ、MAVRIKアイアンは37インチです。

ロフトを立たせつつ、クラブも長尺になると、5番とか6番と変わらないじゃないか、という声もあります。

ロフト角だけでなく、各番手なりの振りやすさを踏まえて飛距離性能を図るのが良いでしょう。

やさしさはMAVRIK MAXアイアン

MAVRIKシリーズでは、MAVRIKアイアンよりもMAVRIK MAXアイアンの方がロフトが寝ています。

MAVRIK MAXアイアンは、最近のやさしいアイアンでは珍しく、7番のロフト角が30°です。

ちなみに、ゼクシオアイアンも少し前まで7番のロフト角が30°でしたが、ここ2世代でロフトを立ててきていて、ゼクシオイレブンアイアンでは28°となっています。

最近のストロングロフト一辺倒の流れに違和感を感じる方、アイアンはしっかり上げたいという方にとっては、MAVRIK MAXアイアンは、少し前のフェースの根方をしていますので、楽に球を上げられます。

中級者におすすめはMAVRIK PROアイアン

上を目指すアベレージゴルファー、セミアスリートの方におすすめのアイアンは、MAVRIK PROアイアンです。

ヘッドが大き過ぎず全体的にコンパクトになっていて、ロフトも7番で30.5°と立ち過ぎておらず、球の上がりやすさもあります。

なお、グースはどのモデルもかなり効いていますので、がっちりつかまえやすいネック形状となっています。

ストレートが好みという方は、SIM、MAVRIKは扱いにくいと思いますので、別のモデルで探されると良いと思います。

まとめ

2020年モデルとして注目のSIMとMAVRIKのアイアンについて、スペックデータから比較してみました。

アイアンの特徴を表すのは、ロフト角やクラブ長さなどのスペックデータだけではありませんが、メーカーの設計意図が最も表れやすい点とも言えますので、同じシリーズで比較する上では参考になりますので。

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