2020年モデルのアイアンの中で、ボールが上がりやすいアイアンについて、おすすめモデルをランキングで紹介します。
2020年モデルとしては、2019年後期から発売されたモデルを含めています。なお、ランキングの順位は、アイアンとしてのやさしさも踏まえた順としていますので、アベレージゴルファー向けと捉えて頂ければと思います。
あくまで個人的な見解ですので、アイアン選びの際の一つの参考情報としてご覧ください。
目次
第1位 キャロウェイ MAVRIK MAXアイアン
7番アイアンのスペック
- ロフト角:30°
- ライ角:62.5°
- クラブ長さ:37.125インチ
MAVRIKシリーズには3種類のアイアンがあり、MAVRIK MAXアイアンは最もやさしいアイアンです。
やさしいアイアンはロフト角が立ち気味で、飛距離性能を極端に高めたモデルが多いですが、MAVRIK MAXアイアンは最近のやさしいモデルでは珍しく、7番アイアンでロフト角が30°としっかり寝ています。
フェースが大きく、安心感があり、打点がバラつくゴルファーが扱いやすいアイアンに仕上がっています。
第2位 ゼクシオ エックス アイアン
7番アイアンのスペック
- ロフト角:29°
- ライ角:62°
- クラブ長さ:37インチ
ゼクシオエックスアイアンは、11代目ゼクシオアイアンと同時に発売のモデルです。ゼクシオイレブンアイアンがシニアや初心者向けなのに対して、ゼクシオエックスは、レギュラーモデルよりもややハードで、アベレージゴルファーが扱いやすいモデルです。
ゼクシオはストロングロフトのモデルとしてゼクシオクロスアイアンがありますので、レギュラーモデルやエックスは行き過ぎたストロングロフトになっておらず、とても球が上がりやすいアイアンです。
第3位 テーラーメイド SIM MAX アイアン
7番アイアンのスペック
- ロフト角:28.5°
- ライ角:62°
- クラブ長さ:37.25インチ
テーラーメイドのSIMシリーズは、SIM MAXアイアンとSIM MAX OSアイアンの2種類のモデルがリリースされています。この2種類では、SIM MAXアイアンはややヘッドがコンパクトなモデルです。
コンパクトといって、OSの方と比べるとということで、ポケットキャビティでソール・ブレードも厚めで、アベレージゴルファーが扱いやすいアイアンです。
SIM MAX OSアイアンは7番のロフト角が26°とかなり立っていてディスタンス系ですが、SIM MAXアイアンは28.5°で、飛距離と球の上がりやすさを両立したアイアンです。
第4位 タイトリスト T300アイアン
7番アイアンのスペック
- ロフト角:29°
- ライ角:63°
- クラブ長さ:37インチ
タイトリストのTシリーズから発売のアイアンです。もっともやさしいモデルとしてT400アイアンがありますが、そちらは7番のロフト角が26°のディスタンス系アイアンです。
T300は7番のロフト角が29°で、ポケットキャビティー構造が採用され、球が楽に上がりやすいアイアンです。
また、タングステンがトゥ側に効果的に搭載され、やさしさも備わっています。
第5位 ブリヂストン ツアーB JGR HF3アイアン
7番アイアンのスペック
- ロフト角:28°
- ライ角:62°
- クラブ長さ:37.75インチ
ツアーB JGRシリーズから発売のアイアンです。HF3は一見すると中空構造のアイアンで、飛距離性能にも優れています。
ロフト角は7番で28°と立ち過ぎず、また、内部にポリマーが搭載され打感の良さにも優れたアイアンです。
まとま
球が上がりやすいアイアンについて、アベレージゴルファー向けの2020年モデルからおすすめを紹介しました。
アイアンは、飛距離、球の上がりやすさ、つかまりなど、重視する要素がゴルファーにより異なると思います。
モデルにより強調されたポイントも異なりますので、ご自分のニーズと照らし合わせて選ぶことが重要です。