テーラーメイドから発売のSIM MAXアイアン。
前作のM5・M6のテクノロジーが継承され、さらに飛距離性能と寛容性が進化しています。
新たなSIM MAXアイアンについて、モデルの特徴と試打・評価を取り上げます。
目次
SIM MAXアイアンの特徴について
SIMアイアンは2種類ある
SIMシリーズのアイアンは、従来のMシリーズと同じように2種類あります。ヘッドがややスマートなSIM MAXアイアン、そして、大き目なSIM MAX OSアイアンです。
前年のMシリーズでもM5アイアンとM6アイアンが発売され、M6アイアンの方がブレード長が長くヘッドが大きいモデルでしたので、同じような住み分けと考えて良いでしょう。
スピードブリッジを搭載
前作のM5・M6で導入されたバックフェース側のリブ構造が、SIMシリーズのアイアンでも継承されています。
剛性を高めてくれることで、薄肉フェース、スピードポケットなどのコアとなるテクノロジーの搭載を可能にしてくれます。
貫通型スピードポケットを搭載
ソールには貫通型のスピードポケットが搭載されています。
溝構造があることでミスが許容されやすくなっているテーラーメイドならではの特徴的なテクノロジーです。
フェースの下目で捉えてしまった場合でも、飛距離ロスが出にくくなっています。
17%薄肉化されたフェース
フェースは従来モデルよりも17%薄肉化されています。
反発性能が高まることで、ボールスピードのアップにつながり、大きく飛ばすことができます。
フィーリングもアップ
フェースの裏側には「エコーダンピングシステム」が搭載され、心地良い打音・打感となっています。
従来モデルよりも搭載エリアがトゥ・ヒールに広がっています。
SIM MAXアイアンの試打・評価
ATOMIC GOLFさんによる試打
- 構えた感じはすっきりしている。
- 打感はすごく柔らかい。フォージドではないが、中にゴムが入っててその効果かと思う。打球音も低い。
- もう一つのSIM MAX OSと比べると、SIM MAX OSの方がグースがあり、やさしい。
- 打感・操作性を求めると、Pシリーズになるが、SIM MAXアイアンは難し過ぎず、やさし過ぎないアイアン。
- 従来モデルからの移行を考えると、M5がSIM MAXアイアンとなる。
ゴルフ体験主義さんによる試打
フェースはセミラージ。形状ですが、ここは「M6」よりもシャローな感じ…ソールはセミワイドです…ネックはセミグース。ボディ形状的には下部にボリュームがあるので、低深重心モデルなのは間違いないでしょう。
メチャクチャ球が上がるし、つかまりも良い感じ。重心角が大きめなのか、結構ヘッドが返ろうとする動きもあったように思います
オートマチック系アイアンだと思います。
弾道的には、高弾道ですね。メチャクチャ上がりやすいです。ロースピンの棒球系が打ちやすいアイアンでした。
引用:https://golftaiken.nikkansports.com/2020/02/21514.html