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【M6アイアンの偽物が精巧すぎた件】結論→ゴルフクラブの個人売買(フリマ・オークション)はリスク覚悟で!

ゴルフクラブの偽物について取り上げます。フリマやオークションを多用している方は、興味深い内容だと思いますので、取引の前に読んで頂ければと思います。

目次

ゴルフクラブの偽物の話は昔から出ていた

ゴルフクラブの偽物の存在について、メーカーの公式サイトや小売店が注意喚起しているのをご覧になられたことがある方もいると思います。

例えば、大手メーカーの公式サイトでは、下記のような注意ぺ―ジがあります。

▼タイトリストの注意喚起

出典:https://www.titleist.co.jp/customer-service/counterfeit/

筆者自身は、自然とオークションやフリマは避けていたため、実際に偽物に出会ったことがなく、

「ネットの安売りに勝てないリアル店舗が、自分の店で買わせるための作り話じゃないの?」

という疑い半分で捉えていました。

しかし、最近では被害にあわれた方や中古ショップさんにて、偽物をyoutube等で事例紹介されていて、存在がはっきりと確認されています。

ゴルフクラブの偽物は幅広く作られていて、かなり精巧になっている

模倣品の存在について、中々信じられなかった理由の一つに、最近のゴルフクラブの構造の複雑さとライフサイクルがあります。

ソールにウェイト調整機能を搭載したり、ネックが可変スリーブでカチャカチャ式になっていたり、昔はハンマーに近かった道具が、今やかなり高機能で複雑なデザインの装置になっています。

モデルのバージョンアップも頻繁でライフサイクルも短いため、

「こんなもののコピー商品を作っても、儲からないんじゃないの?」

と、簡単に言えば高を括っていました。

しかし、実際にyoutubeやSNSで事例として披露されている模倣品を見ると、本物と並べても見分けるのが難しいものもあります。

しかも、かなり複雑なモデルでも、しっかり模倣されています。

論より証拠、百聞は一見にしかず、模倣品の存在事例について取り上げますので、是非、ご自分の取引を安全にするためにも参考にしてみてください。

事例1:テーラーメイドM6アイアン

実は、テーラーメイドのM6アイアンを見て最初に思ったのが、「これのコピーは作らないだろうな」というものでした。

ポケットキャビティー、斜めのリブ構造、マッスルバックと比べて部品が多いヘッドデザイン、独特なネック形状。

こちらの動画では、模倣品と本物を並べて見せてくれています。後半は試打して品質も評価されていて、とても参考になります。

仕事の関係上、筆者はゴルフクラブを多く目にしていますので、M6アイアンはさすがに分かるだろうと思いましたが、あまりの精巧さに言葉を失いました。

最後の試打は、なかなかの見ものです。

事例2:ゼクシオ10アイアン

こちらは、日本国内で人気のゼクシオの事例です。

2018年モデルの10代目のアイアンです。ゼクシオ10アイアンはネック部分が特徴的なデザインなので、実は一目で分かるのですが、本物と並べてみないとなかなか気づかないですね。

事例3:ゼクシオ8 ドライバー、タイトリストAP2アイアン等

これは先ほどの2つと比べると少し前のクラブになりますので、作りの粗さが感じられます。

逆に言えば、最近のものは本物そっくりということになります。

事例4:ピン G400 ドライバー

こちらは、PINGのG400シリーズです。カチャカチャ式にウェイトもあるので、この手のモデルには模倣品は無いだろうと思っていましたが、あるんですね。

逆にカチャカチャ式があれば、シャフトを変えて別の国でも販売できそうなので、コピーする側にも便利になってしまっているのかもしれません。

しかし、これはPINGユーザーであればかなりの人が分かってしまうような外観に思えますが、オークションサイトなどで写真だけだと、異変に気付くのは難しいかもしれません。

まとめ

ネットで紹介されている事例を見る限り、国内・海外のメーカーを問わず、幅広いメーカー・モデルでコピーされています。

調べて見ると、地クラブに分類されているものもありました。

ネットでの個人間の売買では、売る側が撮った写真しか見ることができませんので、見分けるのは難しいだろうと思いました。

オークションやフリマは悪い面ばかりではありませんので、利用される場合は、模倣品が出回っている事実を踏まえ、存在するリスクをどう評価されるかになるかと思います。

個人的には、ネットもリアル店舗も、安心感ある老舗サイトをおすすめします。

 

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