ダンロップのゼクシオアイアンの9代目、ゼクシオⅨアイアン。
ゼクシオ10アイアンが発売された後も人気が続いているゼクシオ9アイアンについて試打した感想を交えながら、特徴などを紹介します。
目次
ゼクシオ9アイアンはゼクシオ10アイアンよりも人気!?
ゼクシオは2018年で10代目となりました。
簡単に書いてしまいましたが10代目です。
20年間売れていると書いている方もいますが、厳密には18~19年です。植木算[wikipedia]ですから、間の2年間は9回です。
いずれにしても10代目まで到達したクラブは珍しいですね。ゼクシオだけと書いている評論家の方もいますが、実はマルマンのマジェスティーロイヤルも10代目です。
楽天の売れ筋ランキングを見てみると、ゼクシオ10ではなく、ゼクシオ9アイアンが上に出ます。
しかもランキングで5位ですから、ニューモデル並みに健闘しているのに驚かされます。
出典・引用:https://ranking.rakuten.co.jp/daily/201725/
ちなみに、先ほどデイリーのランキングを見ましたら、
ゼクシオ9アイアンは1位でした!
「ゼクシオ10アイアンが出ているのに何故だ?」
と違和感を感じられると思いますが、
ニューモデルが出ると以前のモデルは一気に値段が下がりますので、
前のモデルが売れ出すとういのは良くある現象です。
ですからゼクシオ10アイアンが不人気という訳ではありません。
実際、4位にはテーラーメイドのM2アイアンが入っていて、これも1世代前のモデルです。
ゼクシオ ナインアイアンの特徴は!?
いくら前のモデルが値下がりしたと言っても、品質が良くなければ売れません。ゼクシオ9アイアンには売れるだけの要素がって、ゴルファーに支持されています。
では、ゼクシオ9アイアンの特徴を見ていきましょう。
フェース下部に打点が集まる特性に対応している
アベレージゴルファーのアイアンでの打点位置を見てみると、
下記の傾向が見られます。
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2015/s27.html
一番下のスコアラインにまで接していますので、
かなり下も使われていることが分かります。
そこで、ゼクシオ9モデルでは、
フェース面を下にギリギリまで拡大しています。
内部とソールにタングステンニッケルウェイトを搭載
ゼクシオ9アイアンのヘッドは5ピース構造を取られています。
この辺りは軟鉄鍛造が良いという方にとっては打感の好みが出てくるかもしれませんが、ターゲットとしているシニア層、スイングスピードが遅いゴルファーには弾き感があり、打感も打音も好まれています。
注目すべき点は、重心設計です。
タングステンニッケルウェイトが、ソール、そして、ヘッド内部の下方に搭載されています。
これにより、低重心で深重心になっていますので、
球が上がる、そして、ミスに強いアイアンとなっています。
<ゼクシオ9アイアンのスペック>
参考までにゼクシオ10アイアンのスペックも見てみましょう。
<ゼクシオ10アイアンのスペック>
出典:https://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/iron.html
ゼクシオ10の方が概ね1°ロフトが立っています。ストロングロフトのアイアンが増えていますので、10代目では市場全体の流れに合ったスペック変更となっています。
ゼクシオ9アイアンの試打動画?
ゴルフショップのアトミックゴルフさんによる試打・解説を見てみましょう。
・前作のゼクシオ8よりもソール幅が広くなっていて、キャビティーのポケットが深くなっている。
・スイートエリアが広く、ボールが上がりやすい設計となっている。
・前作よりシャフトが軽くなっているが、その分、ヘッドが重くなっているので、同じ力で振っても、より大きな力がボールに伝わる。
以上、ゼクシオ9アイアンについて特徴や試打について取り上げました。