ダンロップから発売のゼクシオクロスアイアンについて、製品の特徴、試打の感想・評価を取り上げます。
目次
ゼクシオクロスアイアンの外観と概要
2019年1月に発表されたXXIOシリーズのニューアイアン、ゼクシオクロスアイアン。
キャッチコピーの冒頭では、「ぶっ飛び × 一直線」と謳われ、飛距離と直進性を備えたアイアンであることがわかります。
ゼクシオクロスアイアンはXXIO史上、最薄のチタンフェース!
2018年までの最新モデルであるゼクシオ10アイアンと比較してみると、フェースの厚さはゼクシオ10アイアンが2.25mmなのに対して、ゼクシオクロスアイアンでは2mmと極薄になっています。
そして、フェースのソール側からトゥ側にかけて周辺部内側にはスピードグルーブ(溝)が施されていて、フェースの弾きと撓みにより、大きな飛距離が生み出されます。
ゼクシオクロスアイアンはソール幅が広い!
出典:https://golf.dunlop.co.jp/products/xxio/club/cross/iron/iron.html
ゼクシオクロスアイアンは、ソール幅が広く設計されています。グースもありますので、つかまえられるイメージを持ちながら、ボールを上げやすい形状になっています。
ゼクシオクロスアイアンは慣性モーメントも大きい!
フェースそのものはゼクシオ10アイアンより小ぶりになっていますが、外観からは分からないものの、ソールのトゥ側にタングステンウェイトが搭載されています。(7番で37.2g)
慣性モーメントも大きくなるように重心設計されていますので、ミスに強く、ばらつかず直進性の高い弾道となります。
ゼクシオクロスアイアンはストロングロフト設計!
最近の飛び系を謳うアイアンでは主流となりつつあるストロングロフト設計。ゼクシオクロスアイアンは思いっきりストロングロフトの設計を採用してきました。
ゼクシオ10アイアンと比べてみると一目瞭然です。
番手 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | AW | DW | SW |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XXIOクロスアイアン | 21 | 23 | 25 | 28 | 32 | 37 | 43 | 49 | 56 |
XXIO10アイアン | 23 | 26 | 29 | 33 | 38 | 43 | 49 | - | 56 |
ゼクシオクロスアイアンの発売日
ゼクシオクロスアイアンの発売日は、2019年3月9日が予定されています。
セットは売りは2種類あり、単品販売もあります。販売価格は、カーボンシャフト装着モデルが1本24,000円、スチールシャフト装着モデルが1本19,000円です。
- 7本セット(#7~9、PW、AW、DW、SW)
- 4本セット(#7~9、PW)
- 単品(#5、6、AW、DW、SW)
ゼクシオ クロスアイアンを試打–みんなのゴルフダイジェスト?
- 7番アイアンのロフトが25°とストロングロフトになっています。
- フェースは高さが低くなっている。
- ソール面は広くなっていて、中にはトゥ側にタングステンウェイトが入っていて、慣性モーメントが高い。
- チタンフェースは今までで一番薄くなっている。
- 普段の25°のアイアンより飛距離が出ていて、直進性が高い。
- 高さも出ているので、ボールは止まる。
- ソールも厚いので滑ってくれる感じがある。
- 打ち込んでいくより、払っていく打ち方の人向け。