目次
ブループリント SアイアンとTアイアン(2024)
ブループリントアイアンは、PING史上で初となる軟鉄鍛造マッスルバックアイアンとして、2019年に初代モデルが発売されています。
今回取り上げているSとTは、2024年に発売のシリーズ2代目で、初代の1モデルから2モデルに分かれています。
ブループリントSアイアンは、Scoreの向上を目指すモデルで、操作性と寛容性が特徴です。
もう一方のブループリントTアイアンは、Tour PROによるテストを経てフィードバックが反映されたモデルで、操作性と打感が特徴です。
▼ブループリント Sアイアンの試打・評価
▼ブループリント Tアイアンの試打・評価
ブループリント SアイアンとTアイアンのヘッド形状の違い
※映像は、左がSアイアン、右がTアイアンです。
バックフェース
Scoreの名を冠しているだけあって、左のSはキャビティバックを採用していて、寛容性を持たせてあります。
そもそもブループリントは見た目に反して重心距離が長いと言われていて、サイズ感さえ克服できれば扱いやすいと言われています。
Sはさらにヘッド形状がやさしくなっていますので、上を目指す中級者にも持ってこいのアイアンです。
ネック
左のSはきれいなストレートですが、右のTは形状を工夫してよりストレートになっています。
フェース
ブループリントはヘッドのコンパクトさが特徴の一つとなっていますが、ブループリントSの方が面長感があります。
よりコンパクトなブループリントTは、初代と比べるとネックまわりをすっきりとさせてあります。
ソール
フェースとソールの厚さに差があり、ブループリントTの方がマッスルバックでキャビティが無いため薄くなっています。
ブループリント SアイアンとTアイアンのスペックの違い
モデル | ロフト角 | ライ角 | ブループリントS | ブループリントT | ||
---|---|---|---|---|---|---|
バウンス角 | 長さ | バウンス角 | 長さ | |||
3I | 19 | 59 | 4 | 39 | 5 | 38.75 |
4I | 22.5 | 59.8 | 5 | 38.5 | 6 | 38.25 |
5I | 26 | 60.5 | 6 | 38 | 7 | 37.75 |
6I | 29.5 | 61.3 | 7 | 37.5 | 8 | 37.25 |
7I | 33 | 62 | 8 | 37 | 9 | 36.75 |
8I | 37 | 62.8 | 9 | 36.5 | 10 | 36.25 |
9I | 41 | 63.5 | 10.5 | 36 | 11.5 | 35.75 |
PW | 45 | 64.1 | 11.5 | 35.5 | 13 | 35.5 |
番手、ロフト角、ライ角はSとTで同じです。
長さはSの方が0.25インチ長尺になっていて、高さが出しやすくなっています。
ブループリント SアイアンとTアイアンのシャフトの違い
シャフトのラインナップは共通のため、違いがありません。
シャフト名 | フレックス | 重量 | トルク | キックポイント |
---|---|---|---|---|
N.S.PRO 950GH neo | S | 98 | 1.7 | 中 |
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 | S | 106.5 | 1.7 | 元 |
N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 | S | 118.5 | 1.6 | 元 |
N.S.PRO MODUS3 TOUR 120 | S | 114 | 1.7 | 中・元 |
DG EX TOUR ISSUE | S200 | 131 | ー | 元 |
ブループリント SアイアンとTアイアンの価格の違い
ブループリント Sアイアン、Tアイアンともに、シャフトにより価格は異なりますが、モデルによる違いはありません。
- DG EX TOUR ISSUE:¥38,500(税込)
- スチール(DG EX TOUR ISSUE以外):¥36,300(税込)