テーラーメイドの2022年モデルは、SIM2から大きく変わってステルスシリーズとなりました。
シリーズ名は変わったのに伴い、モデルのラインナップに少し変化がありました。
これまでは、新旧で同等のモデルがあったため、移行がしやすかったのですが、ステルスではモデルが絞られています。
目次
ステルスで同等モデルが無くなったもの
クラブ種別 | SIM2 | ステルス |
---|---|---|
ドライバー | SIM2 | ステルスPLUS |
〃 | SIM2 MAX | ステルス |
〃 | SIM2 MAX-D | ステルスHD |
フェアウェイ | SIM2 | ステルスPLUS |
〃 | SIM2 MAX | ステルス |
〃 | SIM2 MAX-D | - |
レスキュー | SIM2 | ステルスPLUS |
〃 | SIM2 MAX | ステルス |
アイアン | SIM2 MAX | ステルス |
〃 | SIM2 MAX OS | - |
SIM2とステルスで、発売モデルを比較してみたのが上記の表です。
ドライバーとレスキューは、ラインナップが同じですが、フェアウェイウッドではドローモデルが、アイアンではオーバーサイズモデルが発売されていません。
SIM2 MAX OSアイアンに相当するモデルが、ステルスには無い!
SIM2シリーズは、ドライバーからアイアンまで、かなりヒットしました。
その中で、SIM2 MAX OSアイアンも、ロフト角25.5°(7I)の強烈な飛び、ワイドソールによる直進性と弾道の高さは、アベレージゴルファーからかなり評価されています。
しかし、ステルスシリーズではアイアンが1機種のみに削減されていて、しかもロフト角で見比べると、SIM2 MAX OSアイアンではなく、SIM2 MAXアイアンの後継と捉えられるスペックになっています。
つまり、SIM2 MAX OSアイアンの後継モデルは、ステルスにはありませんし、テーラーメイドの現行モデルの中にもありません。
<7番アイアンのロフト角>
- SIM2 MAX OS:25.5°
- SIM2 MAX:28.5°
- ステルス:28.0°
SIM2 MAX OSアイアンと同等の他メーカーのアイアン
テーラーメイドには、SIM2 MAX OSアイアンと同等のモデルがありませんので、新たに2022年モデルに買い替えたい場合、同等・競合モデルとなるモデルを他メーカーから選ぶと、どのようなモデルになるのか?
実は、2022年モデルでは、ロフト角が25°ぐらいの超ストロングロフトのアイアンは鳴りを潜めています。
対抗馬のキャロウェイでは、テーラーメイドと対照的に充実の4機種のラインナップとなっています。
それでも、最もロフトが立ったモデルでローグST MAX FASTアイアンの27°です。これも前年のEPIC MAX FASTアイアンの26°から1°ウィークになっています。
当記事執筆時点で、唯一対抗馬となりそうなのが、コブラゴルフの2022年モデルです。
LTDxシリーズから発売されているKING LTDxアイアンです。
7番アイアンのロフト角は26.5°、クラブ長さはカーボンで37.5インチ、スチールで37.25インチです。
SIM2 MAX OSアイアンと比べると、ネックはグースが穏やかで、つかまりはやや弱めですが、ロフトは2022年のアイアンの中ではかなり立っていて、飛距離性能を高めたスペックが採用されています。
ステルスのOSアイアンが出るのではないかという噂もありましたが、どうも発売はなさそうです。
SIM2 MAX OSアイアンから同等のモデルへの買い替えを検討されている方は、コブラゴルフを検討してみるか、または、もう一年待ってみるという選択になると思います。