キャロウェイから遂に発売となったAPEX TCBアイアン。
ツアー優勝の注目のアイアンで、APEXの2021年シリーズからは4番目の市販モデルとなります。
特徴スペック・シャフトについて取り上げます。
目次
APEX TCBアイアン 2021の特徴
キャロウェイのAPEXシリーズの2021年モデルで、ツアープロ向けのモデルとして話題になっていたAPEXプロトタイプアイアン。
ツアー優勝を果たしたことで俄然注目されていて、遂に、APEX TCBアイアンの名称で日本でも市販となりました。
軟鉄鍛造ボディにステンレスフェース
APEX TCBアイアンは、ボディとフェースが別パーツになっています。
土台となるボディはS25Cを用いた軟鉄鍛造で、心地良い打感を生み出してくれます。
一方、フェースの方はX FORGED CBアイアンと同じくステンレスのツアーチューンド・フェースプレートが採用されています。ツアープロ向けのモデルのため、飛距離性能を高めているわけではなく、ボールスピードを上げず、スピン量が追求されていて、弾道が安定します。
薄いトップライン・コンパクトなヘッド形状
ヘッドサイズはコンパクトでオフセットも抑えられていて、上級者が意図した通りにボールを繰り出しやすい形状になっています。
上級者向けのAPEX PROアイアン、X FORGED CBアイアンと比較しても、ヘッドサイズは小さく、ブレードは短く、トップラインは薄く設計されています。よりシャープな外観を好まれる方におすすめです。
反対に、コンパクトなヘッド形状で難しさやプレッシャーを受け、ショットに影響が出る心配がある方は、APEX PRO、APEXアイアンを検討されることをオススメします。
マッスルバックのような打感に、キャビティのやさしさをプラス
ヘッド形状は外周部に少し厚みを持たせた形状で、控えめながらもキャビティバック形状になっています。
コンパクトな軟鉄ボディでマッスルバックのようなフィーリングを持ちつつ、キャビティによる寛容性がプラスされています。
とはいえ、アベレージ向けの分厚いキャビティとは異なりますので、ほんのりの寛容性ぐらいに捉えておくと良いと思います。
APEX TCBアイアン 2021の試打・評価
試打情報が入り次第、取り上げます。
APEX TCBアイアン 2021のスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
4 | 23 | 60.5 | 38.5 |
5 | 26 | 61 | 38 |
6 | 30 | 61.5 | 37.5 |
7 | 34 | 62 | 37 |
8 | 38 | 62.5 | 36.5 |
9 | 42 | 63 | 36 |
PW | 46 | 63.25 | 35.75 |
番手のラインナップは4番から9番、そして、PWまでの7本です。セット販売は5~9、Pの6本セットです。
7番アイアンのロフト角は34°で、APEX PROアイアン、X FORGED CBアイアンよりも1°寝ています。
球を上げるスペックになっていますので、自分の力でしっかり飛距離を出せる技量と体力が求められます。
APEX TCBアイアン 2021のシャフト
公式サイトに掲載されているシャフトは、NSプロMODUS3 ツアー120です。
- フレックス:S
- クラブ重量:約417g(5番)、約429g(7番)
- シャフト重量:114g
- トルク:1.7
- 調子:中元調子
APEX TCBアイアン 2021の発売日・発売価格
<発売日>
2021年9月17日
<発売価格>
5~9、PWの6本セットで158,400円