ゼクシオのプライムシリーズから発売のゼクシオプライムアイアン 2021(11代目)について、モデルの特徴・スペック・発売日・発売価格などをまとめました。
目次
ゼクシオプライムアイアン 2021(11代目)の特徴と評価
ダンロップのシニア向けシリーズである「XXIO PRIME」。
ゼクシオプライムアイアンの2021年モデルは、シリーズ11代目となります。
ゼクシオのレギュラーシリーズも軽量で振りやすさ・扱いやすさに定評がありますが、プライムシリーズはよりヘッドスピードが遅い方が扱いやすく、デザインのラグジュアリー感も加わり、シニア層に好まれています。
ツイングルーブにより、速く高く飛ばせる
ヘッド内部の下部には、レギュラーモデルと同様にツイングルーブが採用されています。
溝構造が撓みを生み出すことで、反発が向上し、フェース下部で捉えてしまった場合でも、ボールが上がりやすく、飛距離も落ちにくくなっています。
段差ソールを採用
上図は、左側が2021年モデル、右側が2019年モデルです。2021年モデルではソールに段差が設けられています。
段差が設けられることによって、芝との設置面積が抑えられます。
芝との接触を最小限に抑える形状を採ることで、ショットの安定性が高くなります。
やさしいアイアンは、ソールが分厚くしっかりした形状のものが多いですが、悪条件下で振り抜けの悪さが気になる方は、段差ソールにより救われる場面が増えそうです。
ブラックとコールドで落ち着いたデザインに
ゼクシオプライムらしく、ゴールドとブラックが特徴的で、ゴージャス感が溢れたデザインとなっています。
前作と比べると、ブラックの配色が目立ちますので、ゴールドによるゴージャスの中に、ブラックにより精悍さ・落ち着きを強めたデザインに見えます。
筆者個人の感想としては、やり過ぎていない品のあるゴージャス感で、とても好感が持てるデザインです。
ゼクシオプライムアイアン 2021(11代目)のスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
5 | 22 | 61.5 | 1 | 1.5 | 38.25 |
6 | 25 | 62 | 1 | 2 | 37.75 |
7 | 28 | 62.5 | 1 | 2 | 37.25 |
8 | 32 | 63 | 2 | 2 | 36.75 |
9 | 37 | 63 | 3 | 2.5 | 36.25 |
PW | 42 | 63.5 | 4 | 3.5 | 35.75 |
AW | 48 | 63.5 | 5 | 5 | 35.75 |
SW | 56 | 63.5 | 12 | 5 | 35.75 |
クラブセッティングは前作と同じく5番から9番、PW・AW・SWの8本です。セット販売は、7~9番、PWの4本組です。
前作ではストロングロフトとなりましたが、今作はロフト角、ライ角、バンス角、長さなど、主要なスペックに変更はありません。
ただし、クラブ重量はアップしていますが、レギュラーモデルと同様にウェイトプラス・テクノロジーが搭載され、カウンターバランス効果によりバランスは2ポイント軽くなっています。
よりヘッドの重量負荷を感じずに、楽に振り抜きたい方は、2021年モデルは扱いやすくなっています。
ゼクシオプライムアイアン 2021(11代目)の発売日と発売価格
ゼクシオプライムシリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンまで揃っていて、発売日は2021年2月20日です。
発売価格は、標準シャフトであるゼクシオ プライム SP-1100 カーボンシャフトが装着され、4本セット(7~9番+PW)で128,000L消費税、単品(5・6番、AW、SW)で32,000円+消費税です。