キャロウェイのROGEU ST MAXアイアンについて、モデルの特徴・スペック・発売日・発売価格などをまとめました。
目次
ROGUE STシリーズのアイアンは4タイプある
ローグSTシリーズは、全4タイプのアイアンがあります。左からMAX、MAX OS、PRO、MAX FASTとなります。
ローグST MAXアイアンをスタンダードモデルとすると、ローグST MAX OSアイアンはラージヘッド(オーバーサイズ)モデル、ローグST MAX FASTアイアンは軽量版モデルで、そして、ローグST PROアイアンはシャープな中級者向けモデルです。
アベレージゴルファー向けの標準的なモデルを検討される方は、MAXかMAX OSから検討されるのがオススメで、飛距離を重視させる方はMAX、球の上がりやすさ・ミスの許容性を重視させる方はMAX OSが適しています。
上を目指すアベレージゴルファーや中級者は、よりストーレーとなネックのPROモデルがおすすめです。
MAXの方が、MAX OSよりもロフトは立っている
モデル | MAX | MAX OS | MAX FAST |
---|---|---|---|
5番 | 21.5 | 22.5 | 22 |
7番 | 27.5 | 28.5 | 27 |
9番 | 36.5 | 36.5 | 36 |
一般的に、アイアンはヘッドが大きい程、やさしく、ロフトが立っていて飛距離性能が優れています。
しかし、キャロウェイのROGUE STシリーズのアイアンでは、ヘッドサイズが大きいMAX OSよりも、MAXの方がロフトが立っていて、前に強く飛ばす設計になっています。
飛距離性能を重視させる方は、MAXアイアンがオススメです。反対に、球の上がりやすさ、寛容性、つまかりといったやさしさを求める方は、MAX OSの方がオススメです。
AIデザイン フェース
キャロウェイを代表するテクノロジーの一つであるAI設計によるフェース設計。
開始当初はドライバーだけでしたが、今はウッド全般、そして、アイアンヘッドもAI設計が行われています。
フェース形状はカップ型となっていて、モデル、ロフト別に最適な設計がなされています。
タングステンウェイトを搭載
ローグSTシリーズでは、ウッドでもタングステンウェイトが効果的に取り入れられています。
アイアンにもヘッド下部のトゥ側に搭載されていて、重心が最適化されています。
一般的に、アイアンはネック側に重量が集まりやすいので、トゥ側にウェイトを置くことで、左右方向の慣性モーメントが高まり、寛容性を生み出してくれます。
また、下側に装着されることで、低重心にも寄与しますので、球の上がりやすさにもつながります。
フィーリングを高めるウレタン・マイクロスフィア
ここ数年のキャロウェイのアイアンには、ヘッド内部にウレタン・マイクロスフィアが搭載されています。
インパクトの際に生じる余分な振動を抑えてくれますので、ステンレスボディでありながら、心地良いフィーリングを提供してくれます。
つかまりの良いネック形状
こちらは、MAX(写真左)とMAX OS(写真右)のネックの映像を並べてみたものです。
どちらもオフセットの大きいはっきりとしたグースネックです。比較すれば、MAX OSの方がグースが効いていますが、MAXの方も十分なグースになっています。
グース形状をとることで、フェース面が遅れて出てきますので、ヘッドを返す時間が稼げて、かつ、強いインパクトで球を捉えやすくなっています。
スライスを抑えたい方、強い球を打ちたい方に適しています。
▼USキャロウェイで開示されているオフセット値
モデル | MAX | MAX OS |
---|---|---|
5番 | 6.8mm | 7.5mm |
7番 | 6.1mm | 6.6mm |
9番 | 5.3mm | 5.4mm |
日本キャロウェイの公式サイトでは、オフセットが開示されていませんが、USキャロウェイでは開示されています。上表はUSキャロウェイに掲載されているオフセットを拾ったものです。
ウェッジは4種類ある
番手 | PW | AW | GW | SW |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 41 | 46 | 51 | 56 |
ロフト角は7番で27.5°あり、ストロングロフトのぶっ飛び系アイアンとなりますので、上の番手で飛距離が狙える分、PWのロフト角が41°とかなり立っています。
ストロングロフトのデメリットとして、ウェッジのロフトピッチが大きくなり、短い距離のコントロールが難しくなってしまうことがあります。
しかし、ローグST MAXアイアンでは、ウェッジを一般的なもより1本多い4本にすることで、ロフトピッチを5°に保っています。
ローグST MAXアイアンのスペック
番手 | クラブ長さ | ロフト角 | ライ角 |
---|---|---|---|
5番 | 38.25 | 21.5 | 61.25 |
6番 | 37.625 | 24.5 | 62 |
7番 | 37 | 27.5 | 62.5 |
8番 | 36.5 | 32 | 63 |
9番 | 36 | 36.5 | 63.5 |
PW | 35.75 | 41 | 64 |
AW | 35.5 | 46 | 64 |
GW | 35.25 | 51 | 64 |
SW | 35 | 56 | 64 |
ローグST MAXアイアンのシャフト
公式サイトやカタログでは、カーボンシャフト1種、スチールシャフト2種が紹介されています。
- VENTUS 5 for Callaway(R)
- Dynamic Gold 95(S200)
- N.S.PRO ZELOS 7(S)
シャフト | 硬さ | クラブ重量(5番・7番) | シャフト重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|---|
VENTUS 5 for Callaway | R | 約353g / 約367g | 約45g | 4.4 | 中 |
Dynamic Gold 95 | S200 | 約405g / 約419g | 95g | – | 中元 |
N.S.PRO ZELOS 7 | S | 約390g / 約405g | 77.5g | 2.6 | 先 |
ローグST MAXアイアンの発売日
ローグST MAXアイアンの発売日は、2022年3月です。
ローグST MAXアイアンの価格
VENTUS 5 for Callaway
- 単品(5,AW,GW,SW):¥26,400
- 5本セット(6-9,PW):¥132,000
Dynamic Gold 95
- 単品(5,AW,GW,SW):¥26,400
- 5本セット(6-9,PW):¥132,000
N.S.PRO Zelos 7
- 単品(5,AW,GW,SW):¥26,400
- 5本セット(6-9,PW):¥132,000