タイトリストのTシリーズのT200アイアンについて、モデルの特徴・スペック・試打評価をまとめました。
目次
タイトリスト T200アイアンについて
タイトリスト T200アイアンは、2019年後期に新たに誕生したTシリーズのアイアンです。
Tシリーズアイアンは全部で5種類
Tシリーズアイアンは、リリース当初、T100・T200・T300の3種類のモデルでしたが、その後、T100のストロングロフトモデルのT100・Sが追加され、さらに、ディスタンス系のT400が追加され、全部で5種類となっています。
モデル | 分類 | 特徴 |
---|---|---|
T100 | プレーヤーズ ツアーアイアン | 進化した精密弾道 |
T100・S | プレーヤーズ フォージドディスタンスアイアン | 精密弾道にさらなる飛び |
T200 | プレーヤーズ ディスタンスアイアン | 新しい飛び―進化系 |
T300 | プレーヤーズ インプルーブメント アイアン | 迫力の飛びと驚きのやさしさ |
T400 | プレーヤーズ スーパーディスタンスアイアン | より高く、さらにやさしく遠くへ |
モデル名の数字が大きくなるほど、ハイロフトで飛距離性能が高いモデルとなっています。
T200アイアンは中空構造を採用
Tシリーズの中で、T200アイアンとT400アイアンは中空構造が採用されています。
T100アイアンは軟鉄鍛造、T300アイアンはポケットキャビティ構造ですので、モデルにより構造そのものが異なっています。
ロング~ミドルにはタングステンを搭載
ロング~ミドルアイアンでは、ヘッド重量の3分の1を超えるタングステンが、トゥ・ヒール側に搭載されています。
ヘッドサイズの割に慣性モーメントを大きくしてありますので、弾道の安定性が高くなっています。
鍛造Lフェースによりフェース下部のヒットに強い
フェースはL字型の鍛造Lフェースが採用されています。
他メーカーではLカップフェース、L字フェースなどと呼ばれていて、フェースの下側がソールにまで伸びていますので、下目で捉えてしまった時にミスが許容され、ボールスピードもロスしにくくなっています。
マックスインパクトテクノロジー
Tシリーズの中で、T200、T300アイアンには、マックスインパクトテクノロジーが搭載されています。
バックフェースに見られる目玉のようなデザインが特徴的で、ポリマーコアにより、フェースの広い範囲でボールスピードが最大化され、ミスへの許容度も高くなっています。
すっきりしたネックとトップブレード
ネックはややグースがある形状をしています。そして、トップブレードは薄めで、すっきりとしています。薄めのブレードで、操作性の高さがありつつ、ボールのつかまりもやんわりと持たせた形状となっています。
Tシリーズアイアンのロフト角比較
モデル | T100 | T100S | T200 | T300 | T400 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 21° | 19° | — | — | — |
4 | 24° | 22° | 21° | 20° | — |
5 | 27° | 25° | 24° | 23° | 20° |
6 | 30° | 28° | 27° | 26° | 23° |
7 | 34° | 32° | 30° | 29° | 26° |
8 | 38° | 36° | 34° | 33° | 29° |
9 | 42° | 40° | 38° | 38° | 33° |
P | 46° | 44° | 43° | 43° | 38° |
W | 50° | 48° | 48° | 48° | 43° |
W2 | — | — | — | 53° | 49° |
W3 | — | — | — | — | 55° |
こちらはTシリーズアイアンの番手別のロフト角を整理したものです。
T200アイアンの7番のロフト角は30°ですので、球の上がりやすさは基本性能として持たせつつ、飛距離性能も加えたといったスペックです。
タイトリストの公式ページでは、「プレーヤーズ ディスタンスアイアン」と表現されています。プレーヤーズのディスタンス系ということで、中・上級者向けのアイアンで、飛距離性能も持たせてあるといった意味合いだと思います。
T200アイアンの試打
T200アイアンを試打・解説
- ヘッドはアスリート向け、オフセット少な目。
- 球が曲がりづらく、上がりやすい。
- アスリート向けモデルでT100アイアンがあるが、もう少し飛ばしたい人におすすめ。
- 90台の人が80台を狙いたいというゴルファーにおすすめ。
プロがT200アイアンを試打
- T100と違って、弾いて飛ぶ。
- 7番のロフト角が30度。シャープだけど飛ぶ。セミアスリート向け。
- AP3よりも球持ちが良く、弾いているが、フェース面で操っている感じもする。
- T200で弾き感が嫌な人は、T100が良い。
T100、T200、T300アイアンを試打
- T200、T300は振っててヘッドがブレにくい。
- 見た目よりも全然簡単。
- 球が上がりやすくて、芯を外しても飛距離が落ちない。
T200アイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
4 | 21 | 61 | 38.5 |
5 | 24 | 62 | 38 |
6 | 27 | 62.5 | 37.5 |
7 | 30 | 63 | 37 |
8 | 34 | 63.5 | 36.5 |
9 | 38 | 64 | 36 |
P | 43 | 64 | 35.75 |
W | 48 | 64 | 35.5 |
T200アイアンの発売日・発売価格
T200アイアンの発売日は2019年8月30日です。
-
- 5本セット(6~P)
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S) ¥120,000+税
N.S.PRO 950GH neo (S) ¥120,000+税
Titleist KUROKAGE 60 ¥120,000+税 - 別売り4、5、48(W)
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 (S) ¥24,000+税
N.S.PRO 950GH neo (S) ¥24,000+税
Titleist KUROKAGE 60 ¥24,000+税
- 5本セット(6~P)