※P790アイアン 2021年モデルは、下記記事をご覧ください。
テーラーメイドのP790アイアンの2019年モデルと2017年モデルについて、違いをまとめました。
目次
P790アイアン 2019と2017は似ている
P790アイアンは2019年モデルと2017年モデルがあります。左が2019年モデル、右が2017年モデルです。
非常に似ていて、一見、違いが分からなさそうですが、よく見ると、トゥ側のビス状のウェイトに特徴があります。
▼P790アイアン 2019年モデル
2019年モデルは、ソールに近い箇所に大きなものが搭載されています。一方、2017年モデルは小さなものが搭載されています。
どちらも中空構造を採用し、スピードフォーム充填剤を搭載
2017年、2019年モデル共に、中空構造が採用されています。中を空洞にすることで、重量の最適配分が行われ、大きな慣性モーメントが実現されています。
中空構造ならではの飛距離性能に加え、打点のバラツキにも強くなっています。
また、内部にはスピードフォーム充填剤が搭載されていますので、フィーリングの良さも兼ね備えています。
フェースは薄くなっている
フェースのソール側を折り込んだL型の形状は同じですが、2019年モデルは、前作の1.75mmから1.6mmになり薄くなっていますので、より飛距離性能を高めた仕様となっています。
新形状の内部ウェイトにより、低重心設計に
内部のタングステンウェイトは、細長い棒状に形状が変更されています。
前作と比べて、より低重心設計となっていますので、ボールの上がりやすさ、フェース下目で捉えた時の強さがアップしています。
ヘッド形状の比較
左が2019、右が2017です。ネックはすっきりとしていて、オフセットが小さく、どちらも狙い通りにボールを繰り出せそうな形状をしています。
左が2019、右が2017です。形状は似ていますが、トゥ側のウェイトが2019年モデルの方がより低い位置に搭載されています。
2019年モデルの方は、低重心設計でボールの上がりやすさがアップしているのが特徴的です。
P790アイアン 2019と2017のスペック比較
P790アイアン 2019のスペック
番手 | #3 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW |
ロフト角 | 19 | 21 | 23.5 | 26.5 | 30.5 | 35 | 40 | 45 |
ライ角 | 60 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 |
長さ | 39 | 38.5 | 38 | 37.5 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 |
P790アイアン 2017のスペック
番手 | #3 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW |
ロフト角 | 19 | 21 | 23.5 | 26.5 | 30.5 | 35 | 40 | 45 |
ライ角 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 |
長さ | 38.75 | 38.25 | 37.75 | 37.25 | 36.75 | 36.25 | 35.75 | 35.5 |
番手構成、ロフト角は同じですが、2017年モデルの方が0.5°アップライトで、クラブ長さが0.25インチ短い設定となっています。
P790アイアンの試打・評価
2019年モデルのP790アイアンとP760アイアンを試打した動画です。