キャロウェイの2020年の新作、MAVRIK(マーベリック)のアイアンは、3タイプが発売となっています。
これらのモデルの特徴・違いについて取り上げます。
目次
MAVRIK アイアンは3種類ある
キャロウェイのMAVRIKからは、3種類のアイアンが発売となっています。
左から、MAVRIKアイアン、MAVRIK PROアイアン、MAVRIK MAXアイアンです。
3つのアイアンの特徴
モデル | 特徴 |
---|---|
MAVRIKアイアン | 最もストロングロフトで、飛距離性能が高い。 |
MAVRIK PROアイアン | 最もコンパクトなヘッドで、トップブレードが薄く、操作性が高い。 |
MAVRIK MAXアイアン | 最も大きなヘッドサイズで、深重心で慣性モーメントが大きく、やさしい。 |
MAVRIKアイアンはとにかく飛ばしたい人向け、MAVRIK PROアイアンは小ぶりなヘッドでボールをコントロールしたい人向け、MAVRIK MAXアイアンは打ち出しを高く、ミスを最小限に抑えたい人向けのアイアンです。
それでは個々のモデルの特徴とスペックを見ていきましょう。
ネック形状の違い
左から、MAVRIKアイアン、MAVRIK PRO アイアン、MAVRIK MAXアイアンです。
MAVRIK PROアイアンは、上級者向けらしくストレートで、ボール操作がしやすい形状となっています。MAVRIKアイアンとMAVRIK PROアイアンはグースがかなり効いていて、ボールのつかまりが良い形状となっています。
MAVRIK アイアンの試打・評価
AI設計のフラッシュフェースカップにより、ヒール・トゥ側に打点がずれても、飛距離のロスが抑えられています。
MAVRIK アイアン
MAVRIK アイアンの特徴
- 最もストロングロフトで、飛距離を重視したモデル
- ヘッドサイズ、キャビティーの厚さ、グースは、何れも3タイプの中で中間的
- 7番のロフト角は27°
- AIにより設計されたフラッシュフェースカップを搭載
- フェース背面にウレタン・マイクロスフィアを搭載し、心地良い打感を実現
MAVRIK アイアンの外観
グースは3タイプのアイアンの中で中間的ですが、それでもかなりオフセットが大きく、ボールのつかまりが良いタイプになっています。
つかまりが良い分、右に出にくく、しっかり捉えて飛距離も出やすくなっています。
MAVRIK アイアンのスペック
番手 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW | AW | GW | SW |
長さ | 38.25 | 37.625 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 | 35.5 | 35.25 | 35 |
ロフト角 | 21 | 24 | 27 | 31.5 | 36 | 41 | 46 | 51 | 56 |
ライ角 | 61.25 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 | 64 | 64 | 64 |
MAVRIK アイアンのシャフト
- Diamana 50 for Callaway (S、R)
- N.S.PRO 950GH neo (S)
- N.S.PRO Zelos 7 (S)
MAVRIK PRO アイアン
MAVRIK PRO アイアンの特徴
- 最も小振りで操作性を重視したモデル
- トップブレードが最も薄く、ネックはストレート
- 7番のロフト角は30.5°
- AIにより設計されたフラッシュフェースカップを搭載
- フェース背面にウレタン・マイクロスフィアを搭載し、心地良い打感を実現
MAVRIK PRO アイアンの外観
3タイプの中で最も小振りで、トップブレードも薄く仕上がっています。
ネックもきれいなストレートで、イメージ通りにボールを操作しやすくなっています。7番のロフト角は30.5°で、アイアンでしっかり狙いたい中・上級者におすすめです。
MAVRIK PRO アイアンのスペック
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW |
クラブ長さ | 38.5 | 38 | 37.5 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 |
ロフト角 | 21 | 23.5 | 26.5 | 30.5 | 34.5 | 38.5 | 43 |
ライ角 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 |
MAVRIK PRO アイアンのシャフト
- N.S.PRO MODUS3 Tour 105 (S)
- N.S.PRO 950GH neo (S)
MAVRIK MAX アイアン
MAVRIK MAX アイアンの特徴
- 最も大きなヘッドで、キャビディーも分厚く、ミスへの許容性が高い
- グースも最も効いているネック形状で、ボールをしっかりとつかまえられる
- 7番のロフト角は30°
- AIにより設計されたフラッシュフェースカップを搭載
- フェース背面にウレタン・マイクロスフィアを搭載し、心地良い打感を実現
MAVRIK MAX アイアンの外観
3タイプの中で最もヘッドが大きく、トップブレードも厚めで、キャビティーもしっかりしています。
思い切りディスタンス系と思いきや、7番のロフト角は30°ですので、ボールもしっかりと上がり、やさしく狙いにいけるアイアンです。
MAVRIK MAX アイアンのスペック
番手 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW | AW | SW |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クラブ長さ | 38.375 | 37.75 | 37.125 | 36.5 | 36 | 35.75 | 35.5 | 35.25 |
ロフト角 | 23 | 26 | 30 | 34 | 38 | 43 | 48 | 54 |
ライ角 | 61.25 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 | 64 | 64 |
MAVRIK MAX アイアンのシャフト
- Diamana 40 for Callaway (SR、R)
- N.S.PRO Zelos 7 (S)
MAVRIK アイアンの発売日
MAVRIKアイアンの発売日は、MAVRIKアイアン、MAVRIK PROアイアンが2020年2月7日、MAVRIK MAXアイアンが2020年4月となっています。