ヤマハから2018年後期に発売されているインプレスUD+2アイアン 2019。2016年に登場し、「2番手上の飛び」キャッチフレーズで一躍ヒットし、今尚人気のモデルです。2019年モデルについて、試打の感想を交えながら取り上げます。
目次
2019年モデルも「2番手上の飛び」!
2017年モデルは「2番手上の飛び」という分かりやすいキャッチフレーズで、多くのゴルファーから指示されたインプレスUD+2シリーズ。特にアイアンの人気が強かったようです。
2019年モデルでも「手にするだけで2番手上の飛び」というキャッチフレーズがつけられ、ぶっ飛び系アイアンとして早速、販売開始月にアイアン販売数の売り上げ一位に躍り出ました。
インプレスUD+2アイアンの飛距離を生み出す特徴について、3点解説します。
高初速ロフト設計
ストロングロフトとなっていますので、ロフトが立っていて前方向に対するボールへのエネルギー伝達が大きくなっていて、ボール初速が最大化されます。ロフトがたつとボールが上がりにくいという点が懸念されますが、トップブレードの軽量化により、超低重心・超深重心設計となっていますので、ボールがあげやすく、ミスへの共用度も高まるよう配慮されています。
ちなみにロフト角をゼクシオ10アイアンと比較した場合、7番アイアンで-3°の26°、9番アイアンで-5°の33°となっています。
インプレスUD+2アイアン 2019の試打と感想–有村智恵プロ
- どんなライからでも上手く拾えそうな感じがする。
- アイアンじゃないみたい。+3番手行った。
- (どんな人におすすめか?)すべての人に打って欲しい。
重心点をフェースセンターに近づけている
出典:http://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_iron.html
2019年モデルでは、重心位置がフェースセンターへ近づけられています。一般にフェースセンターと重心位置は異なっており、所謂、芯と呼ばれる箇所もフェースセンターからずれたところにあります。
2019年モデルではフェースセンターに近づいていますので、扱い安くなっています。
また、フェース面上の目標打点がスイング軌道の外側にずれることで、回転半径が大きくなる効果もありますので、飛距離アップにつながります。
インプレスUD+2アイアン 2019の試打と感想–みんなのゴルフダイジェスト
- 2番手というより3番手ぐらい上の飛びが出る。
- 軽くて振り抜きやすい。
- ダフっても飛距離がおちない、ミスヒットしても曲がりの幅・飛距離ロスが少ない。
- ユーティリティーのように払う打ち方で球を上げてくれる。
シャフトのわたみを抑えてエネルギーロスを減らす
最近のドライバーやアイアンではヘッドやフェースを撓ませることで、飛距離アップを図るモデルが増えています。inpresu UD+2アイアンでは、シャフトにTIP WEIGHT TECHNOLOGYが搭載されていて、おもりの効果によりシャフトがたわむのを抑えてくれます。
これにより、インパクト時のエネルギーがシャフトたわみに使われてしまうことを防ぐため、効率的にボールにエネルギーが伝達されます。