ダンロップから2018年モデルとして発売されているゼクシオ10アイアン。国内で最も人気のあるこのアイアンについて、試打した感想を交えながら、特徴などを紹介します。
目次
ゼクシオは国内で圧倒的人気、今回のモデルは遂に10代目!
ゼクシオという名前は、恐らく、ゴルフをしない人でも知ってるのではないでしょうか?そのぐらい日本国内では圧倒的人気で、2000年に発売された初代モデルから2018年のモデルは10代目となります。
10代目というとゴルフクラブのモデルチェンジが通常2年サイクルですので、約18年ということになります。
ゼクシオ以外では恐らくマルマンのマジェスティ プレステジオぐらいではないでしょうか?これほど長く支持され続けているモデルは極めて希です。
ゼクシオ アイアンがこれほどまでに人気の理由
ゼクシオはドライバーもフェアウェイウッドもアイアンも、どれも人気のモデルです。
本記事ではゼクシオ10アイアンを取り上げていますので、何故、ゼクシオアイアンが人気なのかについて、触れておきましょう。
ゼクシオのアイアンはフェースの裏側に隙間があるキャビティー構造になっています。キャビティー構造では、重量がヘッドの外側に配置され、これにより芯を捉えられなかったときの球のブレが抑えられます。
反対に、フェース裏面がつるんとしてるマッスルバック形状のものは、ミスへの許容度が小さい反面、操作したなりの弾道を繰り出すことができるため、思い通りに球筋を操ることができます。
つまり、前者はアベレージゴルファー向け、後者はアスリート向けということになります。
ゼクシオ10の特徴は「芯食い」
ゼクシオは、各モデルでテーマを持って開発されています。ゼクシオ9アイアンでは「スピード」と「低重心」でした。ゼクシオ10では「芯食い」がテーマとなっています。
ゼクシオ9アイアンでは低重心化によりボールを上げることにフォーカスされていましたが、ゼクシオ10では深重心です。重心を深くすることで、慣性モーメントが上がり、ミスへの許容度が高くなっています。
出典:https://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/iron.html
ストロングロフト化も進んでいるが、角度にして1°
メーカーの公式HPでは、ストロングロフト化による飛距離アップという説明があります。
実際のところ、ナインとテンでどれぐらい違うかと言うと、4番からAWまでで全てゼクシオ10アイアンが1°立っています。1°ですから、ナインよりも若干ロフトを立てることで飛距離アップを図りましたというぐらいの解釈で、ストロングロフトでボールが上がらないのでは、という心配はいらないと思います。
<ゼクシオ10アイアンのスペック>
出典:https://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/iron.html
ゼクシオ10アイアンの試打動画
ゼクシオ10アイアンの試打動画、特にプロや専門家のコメントが紹介されている動画が見つかりませんでした。練習場で試打している動画を紹介します。